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笠間市での地域包括会議の取り組み 第8回

2017年9月3日テーマ:笠間, 筑波総合診療グループ

笠間での地域包括会議第8回をお伝えします。

前回の会議で在宅、運動教室、健康診断、教育入院は3者で協力してできそうとの意見で一致しました。今回はこれらを更に具体化して考えます。

 

まず、健康診断について話し合いました。
地域包括支援センターから、ファミリー健診と銘打って子供から大人までファミリーを包括的に健診に巻き込んでいくのはどうかと提案がありました。これは面白そうです。
現在、実際に笠間市で行われている健診内容と全く同じでは意味がないので、現時点で行われている健診内容は何か?という議論になりました。しかし、保健センターも病院事務も内容までは即答できず。次回までに各部署で笠間市の健診の現状をまとめてくることになりました。また、各部署の皆さんは医学的に推奨される健診項目に興味があるようで、医学的な健診推奨について稲葉が次回までにまとめてくることになりました。
次回は、その現状や推奨を元に、健診の対象から漏れている人、うまく健診でアプローチ出来ていない人などを考えて、そこを重点的な対象にしてファミリー健診を作っていくことになりました。

地域包括からはもう一つ、ドクターを囲んでフリートークカフェをやったらどうかという新たな提案がありました。せっかく地域包括支援センターと保健センターと病院が一緒になるので、新病院で各部署の担当に医師を交えて一緒に市民とトークカフェをするという企画だそうです。ちょっとした相談や、困っていることなどを相談する窓口的な感じにしていきたいとのことでした。これも面白そう!現時点で新年度の体制も不透明なので、どこまで医師を参加させられるかがネックになりそうです。この企画は、もう少し新年度が近くなってから再審議することになりました。

最後に、教育入院についても話し合いました。
糖尿病患者の教育入院を市立病院で行い、退院後の食事や生活のフォローを保健センターが、高齢者の場合は地域包括支援センターも絡めてフォローを行ってはどうかという案です。教育入院自体は比較的ハードルが低そうに感じますが、今現在は市立病院で教育入院をあまり行っていないため、これは実現可能かどうかを病院内でもよく検討する必要がありそうです。院内の状況を調査し、これも次回に再度議論することになりました。

今日の話し合いはここまで。少しプロジェクトが具体化して先が見えてきたような気もしますが、各部署の実現可能性の問題もあり、まだまだ議論が必要そうです。

文責:C2 稲葉崇

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